西宮神社は、全国の「えびす神社の総本社」として、室町時代から「えべっさん」の愛称で親しまれ、福の神の代表として多くの人々の信仰を集めており、毎年1月10日を中心にその前後の3日間は「十日えびす」として、商工業者や漁業関係者など商売繁盛を願って毎年100万人を超える参拝者で賑わいます。

大阪の豪商たちが、西宮えびすで家業の繁栄を祈念した後、有馬温泉の湯に浸かったとの記録も残っております。その謂われから、宵えびすの9日に、有馬の「金泉」を西宮神社に献上いたします。

社殿の前で、有馬芸妓衆の扮する湯女による「湯もみ」行事を、新年の1月2日に有馬温泉で行われる入初式と同様に行い、適温に冷まされたお湯を西宮神社神殿に献湯し有馬温泉の繁栄と商売繁盛を祈願いたします。なお、「湯もみ」を行いました「金泉」は神社境内に奉納し、お参りの方にご覧いただきます。

西宮市街地と有馬温泉を結ぶ「さくらやまなみバス」が開通し、更に地方道「有馬山口線バイパス」の開通もあり、西宮神社と有馬温泉が一層身近になりました。

■日時：2018年1月9日（火）14時頃
■場所：西宮神社 本殿前
■お問合わせ： 
（一社）有馬温泉観光協会事務局（078-904-3450） 
又は、有馬温泉観光総合案内所（078-904-0708）まで